蜂の子に含まれている睡眠ホルモン

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蜂の子には睡眠ホルモンそのものは含まれていませんが、睡眠ホルモンの材料である「トリプトファン」は含有しています。
蜂の子は多くのアミノ酸を有しています。
トリプトファンはその中の一つで、必須アミノ酸でもあります。
必須アミノ酸は人の体に不可欠な成分ですが、自力では生成できないため、食事やサプリメントで摂取する必要があります。
トリプトファンは体内に取り込まれると、セロトニンという成分に変わります。
セロトニンはドーパミン、アドレナリンと並んで「三大神経伝達物質」とよばれており、自律神経を健康に保つために必要な存在です。
自律神経は交感神経と副交感申請で構成されています。
二つの神経が交互に働くことで精神の安定は保たれていますが、このバランスが崩れ、心身が不安定になっている状態がいわゆる自律神経失調所なのです。
ドーパミンとアドレナリンは主に交感神経を刺激し、快楽やストレス、緊張、危機などを感じているときに分泌されます。

一方のセロトニンは、緊張やストレスがない、リラックスした状態のときに分泌されます。
またドーパミンやアドレナリンが活発に動くのを抑え、交感神経ばかりが刺激されないように調整する役割もあります。

このセロトニンを材料にして生成されるのが「睡眠ホルモン」とよばれる、メラトニンです。
セロトニンは基本的に、太陽光を浴びる日中に分泌されています。
しかし夜になるとメラトニンへと変化するのです。
そして人の体を睡眠へと導くために機能します。
体温を低くしたり脈拍や血圧の低下を促し、呼吸も浅くするので、自然と体は睡眠モードへと入っていくのです。

また、メラトニンは、前述の副交感神経を優位にさせる効能もあります。
副交感神経が働くことで緊張やストレスが軽減し、精神が静まって落ち着くため、より眠りにつきやすくなるのです。
蜂の子に含まれるトリプトファンはセロトニンの材料であり、セロトニンは「睡眠ホルモン」であるメラトニンの材料です。
少々遠回りではありますが、蜂の子には睡眠ホルモンが含まれていると、考えていいのではないでしょうか。